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ブログ倉庫1(2005/4-2014/10)

骨折で人生初めての入院生活をしている94歳の母親を娘と一緒に見舞いに行った3日後、9月最初の週末、その母親を再度大月の市民病院に見舞いに行きその足で小淵沢の山小屋に行く。
8月の合宿で使って以来、いくつか修理等のポイントがうかんできたのでその修理計画を立て、うまくいったら早速作業を始めたいと思った。
とりあえずは作ったばかりの大げさな作業台を始め、小屋の裏に移動しただけのガラクタを選り分けて捨てるものは捨て、戻すものは戻さなくてはと思う。
一つ一つ見てみるとほとんどが捨てても問題ないものばかりである。作業台だけはベランダに戻すべきかとも思ったが、その大きさはやっぱりじゃまであるし、こうやって小屋の裏の外壁に沿って立てておくとその下の部分だけでもちいさな物置スペースになりそうなのでそのままにしておくことにする。なまけものである。
考えている作業は二つ、物置と玄関前だ。急を要するというか一番最初に修理したいのは、車を降りてから玄関のベランダに付いた階段までのアプローチを整備することだ。車からは下りのアプローチになっていて、階段前のスペースは一番低くて地面が丸出しなので、いつも湿っていて履物が泥だらけになり、玄関回りが汚れてしかたがない。計画としては階段前のスペースの水捌けを良くするために、少し土を取り除いて、そこに砂利や石塊などで何十センチかの層を作り。その上に飛び石のような石板を並べるかして階段前をきれいにする。そこから車まではやはり同じ様な飛び石か、枕木かを間隔をおいて置いてゆき、靴が汚れないで歩けるようにするというものだ。
物置は地元のホームセンターに並べてあるものを買うつもりだったが、納期や設置日付の打合せとか、東京から来るのを考え合わせなくてはならない分、面倒くさく決めかねていた。しかし山に来てしまうといつもめらめらと大工作業意欲が湧いてくる。山に着いた足でお得意のJマートに寄って眺めていたら日曜大工 (DIY)の雑誌から面白いものを見つけた。手作りの物置小屋の設計図と作り方の記事だった。これを作ろう。寸法でいくと大分大きくて、材料費だけで8万円ぐらい掛かってしまうので、この設計図の寸法を縮小して少し小さなものにして材料ももうちょっと安いものを探して作ってみよう。
そんな事を考えながら次の朝、夏の落葉掃除のときに手伝ってくれた兄に電話すると、いま畑にいるということなので、さっそく行ってこの間のお礼方々また協力をお願いすることにする。
まず物置について兄に提案してみると「僕等も大工の息子だから、この程度のものは作れるだろう、やろう、やろう」という事になり、サイズ縮小の設計図を僕がまず書くということに決まる。
打合せをしながらの遅い昼食の後、玄関前修理のための材料を漁りに3人で諏訪まで出かけることにする。地元のJマートもかなり充実していて問題ないのだが、諏訪のインターの近くの大きなお店がたくさん集まっているバイパスの辺を探訪してみたいというお義姉さんの意見を入れて繰り出すことにした。
諏訪では当てが外れてJマートが無かった。しかたないので「ケーヨーD2」で焼レンガ20枚、撒き砂利2種類6袋、それにテラコッタ風の敷石板を8枚買う。これで大体足りるだろうという目算だが、材料が足りなくなった時、Jマートになかったらまた諏訪まで来なくてはいけないかもしれない…と少々、気にはなったが、大体が一生懸命やっても一季節過ぎると土中に潜ってしまったり、落葉が堆く溜ったりと細かくはあまり気にはならない場所なので、少々形や色が変わっても問題ないだろうと思うことにする。
お義姉さんが今年から始めると意気込んでいる「スノーシュー」などを扱うアウトドア専門店「モンベル」の大きなお店を興味深くみんなで覗いて満足して小淵沢に戻る。
うちの山小屋の近くにできたばかりの本格中華の店で夕飯。本格中華というにはちょっと料理が家庭的過ぎる感じだが、なんとここには紹興酒のカメが常備してあり、ヒシャクでグラスにたっぷりとついでくれるのだ。なんと幸せなことか! 実は僕は紹興酒カメ酒の大ファンで、ワインが無くてもカメの上澄みがあれば天国なのだ。山小屋からこんな近くにこんな所を発見したのはうれしい限り。お店が早々とつぶれないでなるべく長持ちしますようにと、上澄みを舐めながら祈ってしまった。大満足の一日だった。
ベランダに買ってきた材料を積み上げて、明日雨が降らなかったら、兄と二人で玄関前の作業に入る約束をして別れる。夜半の天気予報は台風の影響での大雨を予想していた。兄が忙しくてこの週末つかまらなかったら、一人でゴルフでもして帰って来ようと、明日の朝一のゴルフ場も予約だけはしてあった。今年始めから変わり始めた「晴れ男」のラックにかけたが、やっぱり朝起きてみると外は真っ暗の大雨状態。ゴルフ場と、兄の所と両方ともキャンセルの電話をしてもう一度ベッドに潜り込む。9時すぎに起きても雨の勢いは増すばかり、台風の影響だという。あまり降ってしまうと帰りの中央高速も危ない。あきらめて部屋を掃除しごみを積んで、昨日買ってきた材料にはシートをかけて退散する。通行止め一歩手前の大雨の中では、大月で降りて母親の顔を覗いてからというのも諦めて、一目散に東京まで駆け抜けた。今度山に行けるのはいつになるのだろうか、なんとかして9月中にもう一度行って玄関前をやりきらないと。

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