例年と同じように今年も8月6日から9日まで、山中湖はペンション「シルバー・スプレー」にて、クラスの夏合宿が行われた。
年々、自分と学生たちの年齢差が広がってゆくせいか、自分が先頭に立ってレッスンから遊び、BBQまでという接し方から、最近では、学生が計画し進める合宿に参加するという風に変わりつつあるのが少々淋しい。しかしそんな予想を覆すように今年は、卒業した先輩たちが元気よく参加してくれ、のりの悪い在校生たちをしっかりサポートしてくれ、盛り上げてくれた。考えてみれば、私の大学での仕事もあと2年半、今教えている下級生たちなどはその卒業まで教えきれないことになる。そんなことを考えると余計に教える目標がどこかへ行ってしまうので、今回合宿に参加してくれて秋の大学院入試を受ける何人かに頑張ってもらって、最後の2年間、楽しいレッスンをしていきたい。
3月中旬、歌の仲間達と小淵沢の山荘に一泊二日、スキーの予定で出かけた.
山小屋の掃除をし食料を買いに地元のスーパーへ行ったが、スーパーの隣の「Jマート」で桜の生の丸太(長さ:2,5m、直径:50-60cm)を一本見つけて買ってきた.山荘の床を張替えた話しはしましたが、その際フローリングを敷き詰めていって壁際の処理が面倒くさかったのだが、お勝手と大部屋のしきりに作ったカウンターの足下の処理で行き詰まって放り出してあった.つまりカウンターの足下にフローリングがぴっしり張れないのだ.段差も出来ていたのだが、なんとなくのイメージとして、カウンターに腰掛けて足を投げ出す所に丸太を置いたらうまく行くかなと思っていたので、サイズもしっかり計らずに買ってきてしまった.仲間達とベランダで作業開始.電動ノコでカウンター下のサイズ、2,1mに切断.それから木の表面の皮を剥ごうと思ったが、生木なので樹液が出てくるのも困るので、サバイバルナイフでこするようにして皮の表面をきれいにする.そしてからクリアラッカーを吹きかけて終わり.
さっそくカウンターの下に転がり入れてみると、フローリングと床の段差にちょうどうまく納まって固定された.イスに座ってカウンターに向かうと足先がちょうど桜の木に乗り高さもちょうど良いようだ.少し引いて眺めてみると、ログハウスに注文で作り付けた原木風の素敵な感じに仕上がって、特にラッカーで光った桜の木肌がとても美しい.この原木一本¥300で、会心の作業完了である.