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ブログ倉庫1(2005/4-2014/10)

今日は休日なのでゆっくりと…と思っていたのだが、我慢できなくて昨夜遅く、待ちに待ったFedoraCoreー5の公開安定版をダウンロードしました。
バージョンが5にならない4.9…などのテスト版が1、2、3とわりと長く続いてからやっとの登場です。
安定版のリリーススケジュールが遅れて、3月20日だ、と出たのがつい最近、偶然手の空いた日にぶつかったので、昨日はフライングをして公開していそうなミラーサイトを探し回っていくつか見つけたが、どこもビジーで繋がらず、そうこうしているうちに深夜12時を回り、国内のサイトでも公開しはじめたので、おなじみのIIJのFTPサイトから極めてスムースにダウンロードに成功した。そして今日は朝からさっそくDVDに焼いてインストール、実験勉強用の Dell(PowerEdge600SC)機にクリーンインストール。バージョンも5まで来るとインストールも洗練され、格好よく簡単に成功。
RedHat9からFCー1にした当初からこのDell機はサウンドカードを認識してもらえなかったが、残念ながらFCー5になっても改善されていない。
この2年間でだいぶ自分のLinuxスキルも上がってきているので、この際サウンドカードの交換に挑戦してみようかとも思っている。
まあメインマシーン(サーバ)のShuttle-Cubeは、FCー4のここまではハード、ソフトともに完全フィットしているので、なにも実験機のDellから音が出なくてもいっこうに構わないのではあるが。
ただそこは、必要でなかろうとも音が鳴らないのはなぜか…と考え出したら、何としてでも鳴らしてみないと気が収まらない性分の自分である。
さてFCー5のログインしたデスクトップ(Gnome)は一見FCー4と変わらないが、日本語入力のAnthyというのが快適だ。
Linuxをいたずらするようになって今までの間、Macや他の環境と違って一番不便を感じていたのが日本語環境、それも入力変換の効率の悪さや、ユーザ辞書環境の貧しさだったのだが、このAnthyというのがすごい快適で、GUI環境でほとんどAtokやことえり、EGBRIDGEなどの商用FEPと同じ様に使えて、感動ものです。
他にもXenをはじめいくつもの新しい機能等が入っているが、全体的にはFCー1から続くFedoraCoreの超安定版のような仕上がり感がする。
Dell機で少し使ってみてからメインサーバにもいづれと考えているのだが、早くも「一挙にメインサーバ機をFCー5にアップしてみたい」という欲が出てきて困っている。

成田のJALを辞め青山で働いていた長女は、昨年暮一杯でその輸入家具屋さんも、自分のイメージしていた職場とは違ったようで辞めてしまった。
そして今は新宿の高層ビルの中のアメリカの化粧品会社に一般職として勤め、昨年のあれは何だったのだろうとおもうくらい平和に家から毎朝通っている。
定時で終わり、土日が必ず休めるというのが、もともと家庭的でおっとりしたところを持つ長女にとって居心地が良いようだ。
が、その分と言うのか、土日はほとんど遊びに出たままなかなか家には帰ってこない。
つきあいの長いボーイフレンドがいて、土日も仕事というその彼の細かい世話をしによく行っている…と女房が言っていたが、どうだろうか。あまり毎週末ごとにかいがいしくされても彼の方も欝陶しいだろうに…と男としては気になって考えてしまう。
「でももう今年中には…」などともっと気になる事を女房が正月から言いはじめて、僕のいないところで長女といろいろ相談しているようだ。(この疎外感は何だ! ブツ..ブツ..)
一方今度大学4年になる次女は、相変わらずクールにマイペースである。
高校に入る時にヴァイオリンを諦めさせて音楽から足を洗ったかに見えていたが、かえって我々親のような堅苦しいクラシックではなく、自分達の同年代の好きなサウンドに目覚めてしまい、ヘビ・メタから始まって、高校、大学通してずーっとバンドの活動がメインだったようだ。
高校最後の年の学園祭ではじめて彼女のバンドのステージを見てびっくりした。確かに絶対的な音のボリュームが大き過ぎて、最初は拒絶反応をおこしかけたのだが、我々の頃の貧乏な、へたくそな、マネ事なバンドとは違って、しっかりしたテクニックで、音楽としても全然真似でなく、主張もあるし、聞かせる所もあって、最後の頃には辺り構わず大きな拍手をするほど感心したのを思い出す。
大学に入ってからはそのバンド活動のリーダー役を自ら買って出て、作曲、アレンジ、歌、ヴァイオリン、ベースなどの演奏から、CDのデザイン、製作、販売、はてはHPも立ち上げてライブ活動に熱中し、かなりメジャーなステージにも立っていて、今や知るところではそれなりのアーティストのようだ。
ただそんな彼女も今は就職活動の真最中である。
夜遅くまで部屋で願書や資料作りをして、朝になるとリクルートスーツに着替えてやれ面接だ、会社訪問だと騒いでいる。
硬い法科政治学科に学んだのだが、どうもマスコミ、出版関係が狙いのようである。一般職狙いといっているので、卒業してもバンドを続けて行くつもりのようだ。
この娘の就職が決まって晴れて大学卒業となれば、一応我が家も目標としてきた大きな節目にたどり着くことになる。
そこにたどり着いたら今度は少し自分達夫婦の長くしまっておいた夢を取り出して眺めて見ようかと思っている。