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7月
ほぼ昨日と同じ内容のレッスン、授業が進む。SOIはボローニャの中心にある歴史的文化財の建物の2フラットを、ボローニャ市から与えられて活動している。中には8つのスタジオがあり、そこを使ってレッスンが行われる。一番大きなバディーニ教室-Aula Badini-は40人ぐらい入る講義室、M.プラデッリ教室-Aula M.Pradelli-は普通の小さなレッスン室で個人稽古などに普段は使われるのでしょう。立ち稽古できるようなスペースのある部屋はない為、オズヴァルド氏の俳優技術の演習は、研修所から10分ほど歩いたバレースタジオのようなS.レオナルド練習スタジオ-La Sala Prove S. Leonardo-で行われた。SOIの独自公演の時の立ち稽古などもここを使っているようである。大切な立ち稽古のスペースが整っていないくて大丈夫なのかとも思ったのだが、よく考えてみると研修所の公演は本番だけでなく練習からボローニャ歌劇場の舞台を使って行われるためである。そうです、オペラの稽古は本来、その本番の行われる舞台を使って進められるものである事を新鮮に思い出しました。