震災や原子力災害、それになによりも電力不足による計画停電があって、本来は春休みである大学の数少ない行事などもキャンセルされたため車を使う機会が少なく、もちろんガソリン節約のためもあってほとんどこの10日間、車を使わなかった。今日久しぶりに車で都心まで出てみた。街並みは普段のように戻っていて、少し華やいで見えたが、車が何かおかしい。いろいろな警告ランプがついたり電子音が鳴ったり。最終的にエンジンのマークの警告がついたまま消えない。二代ほど前の車の時、一度同じような状況で走っていて、いきなりエンジンが切れてしまった思い出がある。怖いのでディーラーにすぐ電話して、恐る恐る低速で走ってお店に。見てもらったがよく原因がわからないので、来週改めて詳しく調べて修理してもらうよう予約を取る。「アクセルを急激に吹かしたり、急ブレーキをかけないで、そおっと走って下さい」という言葉を背中にして、まるで初心者のような運転で帰路に。しかし来週修理に出すにしろ、このところほとんど掃除や洗車をしていない汚い車じゃ修理する人もかわいそうと思い、自宅そぐそばの行きつけのスタンドに飛び込み、給油と洗車を頼む。「あまりに汚くて申し訳ないけど、外から中から全部きれいにして下さい。」と頼む。待っている間にほとんど読んだことの無い車の説明書を引っ張りだして、警告ランプの説明を読むがあまり詳しく書いてない。どうも「エンジン警告灯」と言うらしいが、説明には「…エンジン回り、系統の不具合が発生しています。また排気ガスの異常も考えられる。一定時間過ぎても消えない場合は、一刻も早くディーラーに持ち込んで下さい。」とある。こんな状態で走っていいのだろうか?そんな事を考えているうちに洗車と給油が済んで運転席に着く。するとどうだろう、あんなに消えなかった「エンジン警告灯」が消えている。ただそのかわり今度は後ろのブレーキランプがペダルを踏んでも赤く点かない。何だかわからないまま帰宅。よくわからない、もしかしてマフラーの中まで埃で汚れていて排気カスやら埃やらが詰まったりしていたのか?ともかく今は何とか走れそうなのだが、やはり来週お願いしてある修理には出したほうがいいでしょうね。

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3月
